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2021年03月21日 [遺品整理 多摩市]

それぞれの遺品整理業者の差異

お世話になります。
遺品整理業者は数多くあれど、サービス自体にそれほど大きな違いはないのではないか、と思っていた時期がありました。
根本的には、遺品を要・不要に仕分け、搬出し、清掃をする、という流れは同じかもしれませんが、細かいところが結構違いがあるようです。
その細かな差異がご依頼者にとって付加価値と感じ、満足して頂けるポイントだと思います。
具体的には、@ビニール袋を極力使わないA作業服・ユニフォームの統一B養生の徹底C休憩の有無D完了後の清掃の有無・徹底さの五つがご依頼者に見える業者の差異で、Eリユース・買取の本格導入F作業スタッフは自社の正社員・パート社員だけで対応G産業廃棄物対応H関連資格・免許保有者の在籍の有無I地域貢献・CSRの実績の五つはご依頼者には直接見えないところですが、会社のスタンスがでてくるところではないかと思います。少し解説致します。
@昨今、ビニール袋は削減を推奨されるご時世ですが、我々には無くてはならない最も重要な資材です。それでも、容易に再利用できる段ボールや使いまわせるプラ箱に代用することで多少はビニール袋を減らせます。スケールメリットで受注をする業者では、少しでもその姿勢があるかないかで、会社の環境意識がわかります。
A実は作業服自体が会社から支給されない業者は多数います。臨時で作業に入る不定期アルバイトや派遣スタッフ、同業者の応援補助者をやりくりするのを前提とする業者では、作業服がなかったりします。在宅の場合、人それぞれの恰好で出入りする場合、少し懐疑的に思うお客様もいるかもしれません。
B引越業者から遺品整理業に参入する業者の多くは、この養生作業が非常に得意、というより当たり前のように徹底するように感じます。実際、いくつかの業者の作業の応援に行きましたが、室内保護に力を入れている業者はやはり引越業出身の方ばかりでした。集合住宅ではオーナーの印象が良くなります。多摩市は集合住宅もたくさんありますので、養生すらない、という業者は問題です。
C休憩なしでノンストップで作業する業者が多いように感じます。時間との勝負、という理由もありますが、お客様をなるべく待たせないという意識だと思います。と書いては見ましたが、当社は割とお昼休憩をしっかり取ります。
D搬出作業後の清掃は業者ごとにかなりバラつきがあります。サービス範囲内でトイレの尿石除去やレンジフードの分解清掃までする業者もいれば、掃き掃除すらしない業者もあります。個人的にはご依頼者が直接依頼したか、在宅で急いでいるか、空家として売却するか等、様々な理由で対応すればよいのではないかと思います。やはりヒアリングが十分に行うべきです。要望とマッチしているのが前提ですが、「どこまでしてくれるのか?」すら分からない方にとって「ここまでしてくれた!」「細かなところやひとつひとつの所作が気持ち良い!」と満足してもらえるのが大事かと思います。以前、川崎市麻生区のマンションで作業を行った時、管理人様から「以前もいくつか遺品整理業者が出入りしたけど、ちゃんと挨拶されたのは初めてだよ」と言われましたが、逆に驚いたものです。
直接見えないところですが、以下の五つは会社の在り方や方針に差異が出るところです。
E処分費を減らす企業努力のポイントとよく言われる海外リユースですが、そもそもの自治体の処分費や倉庫の地価、作業件数、そして代表者の意識により結構変わります。海外支援の為、処分費削減=料金の格安化の為、理由は様々です。
F正社員中心の業者の場合とそうでない場合の大きな違いは、目的の共通認識があります。とは言え、この業界で正社員のみで現場対応している業者は非常に少ないと思います。
G法令に反するところですが、家庭ごみを産業廃棄物の中間処理場に自社で持ち込む業者は数えきれません。徐々に一般の方にも認知されていくものだと思いますが、なかなかルールはあってないようなものと感じます。グレーが横行していくと、正しくやっている許可業者が立ちいかなくなり、淘汰される恐れもあります。八王子市はなかなか厳しい=行政がしっかりしているような印象です。
H遺品整理は免許制度ではありませんので、どなたでも始められます。関連資格は無数にあり、例えば元ケアマネ、元保険会社の営業マン、元電気工事士等、意外とどこかの現場で役立つスキルを保有している会社ですと、対応力に差が出ます。漫才師でもモデルでも一見関係のない経験でも、お客様仕事である以上、どこかで会社全体のメリットになると思います。
I地元に根差す遺品整理業者か、全国・遠方も対応する遺品整理業者かにもよりますが、積極的に地域貢献やCSRを実践する遺品整理「専門」業者はあまりいないのではないかと思います。だからこそ実践する遺品整理業者は貴重です。この業種は比較的実務と地域貢献活動の親和性が高く、余分な人材や経費はかけずに行う事もできそうではあります。私が知らないだけかもしれません。こういった活動は企業の社会貢献性を見るだけでなく、将来的に絶対に必要になる「企業の品格」にも直結します。

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